医療と介護が一体となったレザミひだメディケアガーデンでは、
高齢者のシンプルライフ
をテーマとしています。意識してすぐに実践して頂きたいたった一つの事を「住まいのコンセプト」としてまとめました。
モノ の整理
たった一つの事、とは
ということです。
ところが「モノの整理」は簡単にはいかない!!
- 第1の壁
- 高齢になればなるほど、モノに囲まれていることが「安心感」につながっている。逆に言うと、モノが整理されて減ってしまうと「不安を感じる」ために、片付けが進まないという壁。「片付ける」ことは、「あの時の〜〜」思い出と決別すること(?!)、という心理状態からいつの間にか長い間抜け出せず、結局、いつまでも片付けができない状態になっている。
- 第2の壁
- そもそも片付けには「体力」が必要!さらに、年をとればとるほど片付けるための「決心」や片付けに必要な「決断と判断力」が低下していく事実を普段の生活では意識していないため、「そんなのすぐじゃなくても、そのうちできるさぁ~~」と片付けを安易に考えている壁。
- 第3の壁
- 片付けようとするモノは必ずしも自分のモノだけではない!実際に片付けを始めようとすると「家族」との「交渉!」が加わることとなり、片付けが単純な「作業」でなくなるために、ますます面倒になってしまう。人のモノに対しては、「こんなモノ、○○○すればいいのだから、早く捨てなさい!」と客観的によく判断できるのだが、いざ自分のモノになると、まるで一向に片付かない!
「モノの整理」ができない壁は、その他いろいろとあるのでしょうが
という発想と、「モノの整理」に対する前向きな考え方が高齢期からは必要となります。
「片付け」のポイント
そこで「片付け」のポイントを3つご紹介します。
- 「モノの整理」は、心の整理と生き方を決定する大切な作業なのだと発想を転換して前向きに捉えること
- 体力や判断力のある今のうちに、計画的に「モノを整理していこう」と決心すること
- 毎日、たとえば1日20分と決めて、今日は洋服タンス、のように、「片付ける時間」と「場所」を決めてゆっくり片付けること。絶対に一度に全部やろうとしない!
一般的な有料老人ホームに入居しようとした場合、平均的な広さは広い部屋で60平米ですが、狭い部屋ですと六畳一間ぐらいです。将来何かがあった時、特にからだの自由がきかない状態になったときに、「モノを片付ける」というのは大変な作業で、入居される前にいつかはモノを片付けなければなりません。
結局不本意な「片付け」に終わらないためにも、今からスタートして頂きたいと思います。「メゾンドゆい」にご入居をお考えになられている方々にはぜひ先を見据えた計画をお立てになり、体力と判断力がある今のうちに、「モノの整理」を決心して、すぐにスタートさせて下さい。
住環境の再点検
現在の住環境を再点検してみましょう。たとえば、広い家に高齢者の方だけでお住まいの場合に心配な点は、、、、
- 防犯面や住居の耐震構造が不安
- 広い空間であると収納場所が多い反面、物が増える傾向にあり、どこに何があるのか探すのが困難
- 家の中や外の掃除、修繕など維持・管理が大変
- 体力が落ちてくると、実際使う部屋は限られる傾向がある
- 住み慣れた家であるにもかかわらず、家の構造が要介護者に適していない状態になっている → 家のバリアフリー化や大幅なリフォームが必要となり、改修には時間も費用もかかる
- 地震・台風などの災害時の緊急対応が困難 → 広い家では迅速な行動が取りにくく、救援者を呼ぶ手段がないため、すぐに駆けつけられない
- 家族と一緒に住んでいても、介護する側が仕事や子育てで介護の時間が取れない → 結局、十分な介護をすることができない
望まれる住環境とは
住宅型の環境で生活を望まれる方々を対象に、新しいコンセプトが必要になります。「メゾンドゆい」は高齢者のための「望まれる住環境」を実現しています。
- ◆ プライバシーの確保
- 過剰な「お近所付き合い」から開放され、自分のペースで生活できる
- ◆ 熱効率の集約化
- 生活に必要なスペースのみが快適な状態に保たれ、不要な光熱費をかけない
- ◆ 健康に対する保障
- 身近に医療機関があり、緊急な場合も対応できる
- ◆ 安全の保障
- 防犯・災害時の援助・緊急対応が迅速にできる
- ◆ 安心の保障
- 必要な時に、必要に応じて生活支援(買い物・食事等)や介護サービスが受けられる
レザミひだメディケアガーデンは、住宅としての生活スタイルを保ちながら、将来介護が必要になった時の備えをトータルに完備した施設です。
お気に入りのモノ本当に必要なモノだけを厳選して収納し、スッキリとした快適な空間でお過ごし頂きたいと思います。