藤井 壽崇・冨美子 ご夫妻の作品展示

作 品 展 に 寄 せ て


 私は平成12年に愛知県豊橋にある大学を定年退職し、暇潰しにパソコン画を始めました。絵を描くのは実に中学校の図工の授業以来のことで、50年ぶりになります。

 しかしやってみると結構面白く、すでに数百点の絵を描き上げました。これらは3冊の画集にまとめて出版し、またホームページ上で公開しました。今回の作品展示にある2点のパソコン画は、愛知芸術文化センターにある愛知県美術館で開催された洋々展に出展したものです。

 妻の冨美子は平成16年名古屋にある大学を定年退職いたしました。余った時間を地域の福祉活動に役立てたいと考えていました。そして豊橋にある二、三の身障者施設でボランティアとして働いています。愛知地球博で身障者にもの作りの楽しさを体験してもらおうと手織り(「さおり織り」と呼んでいる)が大々的に展開されました。彼女が活動している施設でも手織りを導入し、お手伝いしています。自宅でやれるように手織り機を購入して、袋物、衣服等を作っています。これらの手織り小物のいくつかをレザミ文化展に展示してもらいました。

 また、この春、作品につけるアプリケに使えるのではないか、と刺繍ミシンを購入しました。さらに、刺繍ミシンで絵が描けるのではないか、と私が刺繍ソフトで絵を制作し、彼女がミシン操作で「刺繍画」を仕上げる、という二人三脚の分業体制でやっています。

 展覧会で展示した刺繍画はこのように制作したものです。刺繍画を始めて未だ半年余り未熟で拙い作品ですが、このホームページでご笑覧ご高配賜れば望外のよろこびです。

作 品 の ご 紹 介



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